私は、ホテルから待ち合わせ場所へ車で向かっている。
ホテルから待ち合わせ場所の“最寄り駅”までは、車で約20分。
土曜日、朝7時すぎの道路は空いている。快適に車を走らせ、待ち合わせ場所へ到着。
今、待ち合わせ時間の30分前。
待ち合わせ場所に、Yさんの姿はまだなかった。
駅前のコンビニで、飲み物“お茶”と“カフェオレ”を2本ずつ調達。
もしかしたら、Yさんは朝食を食べてないかもしれない。念のため“サンドイッチ”と“おにぎり”も追加で調達しておいた。
山形から東京へは、“約4時間半”の長旅になる。
Yさんには、東京へ向かう車内でとにかく楽しんでいただきたいと思っている。
もうすぐ、朝の8時。
土曜日、朝8時の駅前には、ほとんど人がいない。
Yさんが来ていれば、すぐにわかるはずだが…。
まだ、Yさんの姿は見あたらない。
すると、駅の駐車場へ白い“外車”が入ってきた。
先日、Yさんが私を迎えに来てくれた車だ!
「本当に“Yさん”が来た!」
私はYさんへ、大きく手を振った。
Yさんは私に気づき、運転席からペコリ会釈をしてくれた。
私は歩いて、Yさんの車の方へ…。
Yさんは駐車スペースへ車をとめて、車の後部座席から大きいリュックサックを取り出した。
まずは、Yさんへ朝のごあいさつ!
(私)「おはようございまーす。」
(Yさん)「おはようございます!今日は、よろしくお願いします!」
(私)「こちらこそ、よろしくお願いします。」
(私)「荷物、持ちますね!」
(Yさん)「ありがとうございます!」
こうしてYさんと無事に“再会”できたのである。
そして、2人で私の車へ歩いていく。荷物を積込み、Yさんは“助手席”へ、私は“運転席”へ乗り込んだ。
さあ!出発だ!!
Yさんと一緒に!
いざ!東京へ。
コメント