私は焦っていた。
お散歩デートの待ち合わせに大遅刻である。
*待ち合わせ「時間」変更のお願い*
午後1時30分 → 午後2時00分
Cさんへは、前もって待ち合わせ「時間」変更をお願いをしておきながら、さらに遅れていた。
日曜日の午前中の仕事が、長引いてしまったからなのだ。
Cさんから「もう、けっこうです!帰ります!」と言われても仕方がないと思いながら…。
そして、さらに私は、「ごめんなさい、あと30分遅れます。」とLINEを送った。
*待ち合わせ「時間」変更のお願い(2回目)
午後2時00分 → 午後2時30分
すると、Cさんから
「私は、今着きました。大丈夫ですよ。コーヒーを飲んで待ってます。あわてないで来てくださいね。」と返信があった!
“なんておおらかで、なんて心の広い方なんだ!”
この状況で言える事ではないが、
“是非、お会いしたい!”
しかし、最初の待ち合わせ時間から、1時間10分も遅れていた。
ただいまの時刻、午後2時40分。
私は待ち合わせ「場所」に、ようやく到着した。
「今、着きました!」のLINEを急いでCさんへ送った。
“本当に待っていただいているのか…”
“本当にお会いできるのか…”
すると、CさんからLINEが届いた!
「コーヒー飲んでました。今、そちらへ行きますね!」
と言うことは!
“来る!来てくれる!”
“会える!会えるよー!”
“どこ?どこにいる?”
お互い、写真で“顔”はわかっているはずだ。
おそらくCさんも“マスク”はしているだろう。
キョロキョロ周りを見回したが、Cさんを全然見つけられない。
Cさんから、またLINEが届いた!
「どこにいます?」
私はすぐに返信した。
「駅改札口前の、郵便ポストの横にいます。」
すると目の前、半径約3m先に私を見ながら、けっして近づくことなく、私を中心に円を描くように忍び歩く女性がいる。
“もしかしてCさんかな!?”
私は思いきって「こんにちは!」と声をかけた。
当たりだった!Cさんは私に近づいてきてくれた。
私:「お待たせしてごめんなさい。」
Cさん:「コーヒー飲んでましたので、大丈夫ですよ!」
こんなに遅れたのに、待っていてくれたのだ。
さっそく“招き猫”のお寺さんへ向かってお散歩コースを一緒に歩きはじめた。



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