私は、Yさんと一緒に“山形から東京”へ車で移動して来た。
そして、Yさんを本日の宿泊先、“新宿歌舞伎町レディースホテル”までお送りした。
Yさんはホテルへ“チェックイン”!
私は、“ひとり”家路へついている。
“山形−東京”、Yさんと一緒に移動した“4時間半”は、あっという間であった。
“ひとり”で新宿から自宅アパートまでの“1時間”は、やたらと長く感じられる。
今日は、楽しかった。
Yさんとまた会いたい…。
“ひとり”運転しながら、そう思うのである。
ようやく自宅アパートの駐車場へ到着。
車からおろした荷物を持ち、アパートの鍵を開け室内へ入る。
室内は、相変わらず静かで何も変わっていない。
荷物を床へ置き、“ため息”をひとつついたしだいである。
冷蔵庫を開け、ペットボトルの“お茶”を取り出し、ひと口飲む。
テレビをつけ、絨毯が敷いてある床に“大の字”で寝っ転がった。
さすがに“気持ち良い”のである!
そのまま、しばらく寝てしまった…。
目を覚ますと、室内はもう暗くなっている。
ちゃぶ台に置いてある時計をみると、“午後8時前”。
だからといって、急いでやることなど何もなかった。
“携帯”をポケットから取り出し、YさんからLINEがきていないか確認した。
すると、YさんからLINEがきているではないか!1時間も前に!
急いで内容を確認。
YさんからのLINEは一言こうであった。
(Yさん)「寂しいから迎えに来て!」
私は、慌てYさんへLINEを返したのである。
(私)「どうしましたか?」
しかし、返事はすぐに帰ってこなかった。
“ひょっとして間違い?”
“私ではなく、他の誰かに送ったLINE?”
私は、なんだか急に“ドキドキ”してきたのだった。
それとも、ホテルで何かあったのだろうか?
私はYさんのことがとても心配になり、すぐにもう1度YさんへLINEを送った。
(私)「大丈夫ですか!」
すると、YさんからLINEが来た!
(Yさん)「寂しいから迎えに来て!」
“えっ!今から?すぐに?”
“もう、考えてもしかたがない!”
私は、覚悟を決めてYさんへLINEを返した。
(私)「今から行きますね!」
(Yさん)「待ってます。」
私は、急いでアパートを出て車に乗り込み出発した。
「さあ!行くぞー!」
向かう先は、Yさんがいる“新宿歌舞伎町”の、あのホテルへ!
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